冷間鍛造は切削加工から工法転換することで大きな効果が得られる点が非常に多くあります。切削加工と比較してスクラップが極めて少なく、歩留まりが良好であることに加え、切削加工の加工速度は分単位であるのに対し、鍛造加工の加工速度は秒単位であるために、スピードＵＰで生産効率が上がりコストダウンにつながります。したがって当社の場合では冷間鍛造加工に工法転換することで最大で1/10のコストダウンを実現することが可能です。

さらにフローラインが鍛造加工はつながっているために強度・耐磨耗性に優れた部品製造が可能です。そのため切削加工に比べ、同じ強度を確保しながら肉厚をさらに薄肉化させることが可能となります。このように特殊ナット・カラー製造.comを運営するマツダ株式会社では鍛造のプロフェッショナルとして、切削加工から冷間鍛造への置き換えや熱間鍛造から冷間鍛造への置き換えで、他社が嫌煙しがちな異形状品や高精度な冷間鍛造品を得意としております。

特殊ナット･カラー製造.comを運営するマツダ株式会社は、ナット・カラー・スペーサーの中でも規格品を外れる「寸法」「形状」「サイズ」のものを得意としてきました。一般的にはメーカーカタログから選定の上、発注されますが、当社はこの規格品の取り扱いを行っていません。あくまで当社で提供しているのは、“メーカーが提供していない”かつ“製品ラインナップとして揃えていない” 特殊な締結部品です。

インサートナットは樹脂で成形したモーターカバ―などに挿入され、金属のボルトで樹脂製品を固定する際の抜き止め・回り止めの役割も担います。当社では①従来真鍮への切削加工で行っていたロット5,000個～数十万個/月のインサートナットを鉄系素材で鍛造加工へと置き換えることによるコストダウンした実績や②楕円形状や四角形状など旋盤＋マシニングによる加工となっていた異形状インサートナット・カラーの製造を鍛造化することでコストダウンした実績などが数多くのVA・VE提案ございます。ぜひお気軽にご連絡ください。

一般的にお客様が量産部品の製造依頼する場合、試作企業と量産企業を分けることがあります。特に締結部品の製造においては試作は切削企業に、量産は鍛造企業に依頼することが多く、試作評価＋量産評価の計2回の評価するために手間がかかってしまいます。さらに調達先が複数になるために取りまとめにおいても工数がかかります。

特殊ナット･カラー製造.comを運営するマツダ株式会社は、金型開発・試作開発～フォーマー機による量産までを一貫対応することが可能です。金型の設計製造に至るまでの時間を短縮することが出来ることはもちろんのこと、金型を使用した試作～量産工程におけるフォーマー機と金型の細かい調整・メンテナンスを行うことができるので、スピード立ち上げが可能です。また量産においても月産数十万個まで対応可能ですので、お気軽にご連絡ください。